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英国留学中の記録や動画の裏話、旅の記録など。

留学して感じた 文化の違いと難しさ

こんにちは!
生活にも慣れてきて、だいぶ写真や動画を撮らなくなりました。笑
いい意味でです。目新しいものだけに囲まれてる観光気分から、「生活」にうつってきたきがします。
まだ2ヶ月経ってないんですけど、そんなもんですかね!

これはこの前買ったTWININGSのカモミールです!
日本で私は見たことないなぁと。
もしかしたらあるのかもしれないですけどね!
カフェイン取りたくないけどなんか飲みたいってときに飲もうかなぁと思います。
味も美味しかったです。

さて、今回は日々感じていたことを書きたいと思います。

それは「留学して感じた文化の違いと難しさ」についてです。

カルチャーショックとはまたちょっと違うような、決して悪い意味でもないけど、難しいなぁと思ったことですかね。
日本にいても思わなくはないけど、日本だと逆だなというような。

ちゃんと思い返せばたくさんあるのですが、
とりあえず今回は大きく2つ。

1つ目
「先生に聞かれるのを待っているようじゃ普段の会話では相手にされない」

どういうこと?ってなるかもしれませんので説明します。
学校の授業では、先生が教室の指揮をとるので、生徒が均等に喋るように、あんまり発言しない人にも「あなたはどう思う?」って感じで話を振ってくれるけど、そういう場じゃなければただ喋らない人になる、不参加、または意見を持たない人的な。
例えば学校で「みんな週末どうだった〜?」って先生が聞いてる時も「ここ行った!」「寝てただけだった!」とか幼稚園児に戻ったくらいにワイワイ声にだしていかないといけないなぁと。
最近はそうするようにしてるけど、やっぱり話した人勝ちなんですよね。
その話を拾って、さらに先生が広げてくれる。クラスメイトもいろんな質問してくれたりして新しい単語や聞き方の知識が広がる。
自分のエピソードで広げてもらえるなら自分が一番理解してる(そのエピソードの経験者だから)ので、一番勉強になるんですよね。そうか、こう言う時はこうやって言えばいいんだって授業の会話の中でひろって広げてもらえるから。
そのチャンスを黙って過ごしていたらもったいないなあと最近感じました。
最初は聞かれたら答えればいい、聞かれたらこう答えようと答えを考えておくだけでいたけど、振ってくれるのを待っていたら振られない時もあるし、せっかくいいエピソードあるのになと思っても話せなかったなって思うだけだし、待ってるだけじゃダメだから自分から話に行かないとなぁと思いました。
変わり映えのしないエピソードでも、自ら発言することで、もし文法が間違ってたら直してもらえるし、あってるならちゃんと伝わるし、スピーキングの練習にもなるし、いいことだらけなんですよね。
話の内容や文法があってるか間違ってるかが大事なんじゃなくて、とにかく発言することが一番大事だなと感じました。

日本人よくある、正しく喋らないといけないみたいな風潮は、少なくともこっちにきてから1度も感じていません。
むしろ黙ることのほうがよくないなと感じています。
分からないなりにも、わかる単語繋げたり、説明しようとしたりする姿勢が大事なので、わからないからと口を閉ざしていたらもう相手にされないなぁと。
大人数で出掛けている時とかも、楽しいなと思っていても会話に参加してなかったり発言してないと、その場にいるのに不参加に見えるので自らたくさん喋らないと参加できてない気がします。
逆に友達同士だと、あんまり発言してないから話振ったほうがいいかな?って逆に気を使うぐらいで。気を遣わせるぐらいなら喋ろうよって話です。

日本だと良く喋るやつのほうが、ずっとはなしてるなーーーこいつーーってなる&喋ってないほうが喋ってる方に、言葉にはしないけどそろそろ終わらせてくれって念を送るみたいな(笑)声には出さないくせに、空気読めよ〜〜みたいな雰囲気だしてきますよね。
それはすごくわかるし、実際やってたしやられてたかもしれないけど、こっちだと逆だなあ〜と。

そう、だから日本特有の「間違ってたら恥ずかしいから発言しない」っていう意識は本当に消さないといけないなって日々感じてます。
そもそも発言しないと、間違ってることを直してすらもらえないってことですしね。

今なら、「英語喋れる?」って問いに対して「少しなら喋れる」って言える。
それでも少しならって言っちゃうけど、今までは「全く喋れません!!!」って言い切ってた。
それは今勉強してるからももちろんあるけど、喋れないってシャットアウトしてると可能性を自分で潰してるなあって気づきまして。
全く喋れないと少しなら喋れるじゃ、全然違いますよね。
少しでも喋れるならこれやってみない?とか話が広がるし。それがやりたくなければそこでやりたくないって言えばいいけど、喋る自信ないけどそれはやってみたいって内容だったら、謙遜でも全く喋れないって言い切った時点で内容知る前に終わっちゃうなと。

授業中にシン…となって各自問題に取り組んでる時もそう。
日本だったら静まり返ってる時ほど自分の発言ってしにくいと思うけど、そういうことじゃないんですよね。
わからないことを聞けるチャンスを、静かな空気で聞いて注目浴びたくない、で潰してるのがもったいないのだなと、そう思いました。
日本にいる時のあの空気ってすごく独特だから、今ここでできても日本帰ったらできなくなるんだなと思いますけども!!!
心の声が聞こえますよね〜日本にいると。
なんでだろう、不思議だけど。

授業中で静かな時にわからない単語の意味を聞いたとして、
今(語学学校)だと普通に教えてくれるし、同じ単語がわからない生徒がいたらそこで複数人での会話になるし、その単語が結構キーだったら先生が「Good qestion!」って言って「みんな聞いて〜麗がGood qestionしてくれたよ、説明するよ、この単語はね〜」って説明してくれる。
わかる人も一応聞いたり、補足で会話に参加したりする。あってるかの確認の質問したりもする。

でも日本だと、わかる人は「そんなこともわからないのかよ〜」っていう念、「問題に集中できないから会話すんなよ…」っていう念が聞こえる。私だけですかね?なんでそう思うんでしょうね?
SNSとかネット社会、そしてクレーマーとかNEWSを見て、こんなことにこんなイチャモンつける人がたくさんいるっていうのを知ってるから、きっとこういうことしたらこう思う人がいるんだろうなってもう思っちゃうんでしょうね。
実際その場にはいなかったとしても、大人数や知らない人同士であればあるほど、そう言うふうにおもわれてるんだろうなって決めつけちゃうんだろうなあと思いました。
生きづらい〜〜〜〜〜。笑

まあともかく、今はイギリスにいてそう言う場にいるので、そんなもやもやをふっとばして自分のペースで発言することができています。
けど、もっともっと発言していかないとなと思ってます。
逆に今なんて英語や英国文化のわからないことをどんどん聞いて自分の身にしていける環境なんだから、質問責めしてたくさん吸収していきたいなと思います。
日常生活で疑問に思ったことや、こう言う時なんていうのが正解!?ってことも、辞書や翻訳で調べることはできるけど、ネイティブに聞くのが一番ですよね。

前に授業で、時間が余って、あとのこり15分何したい?って先生が聞いてきた時がありました。
いつもちょっと時間が余ると、スマホを使ったクイズ形式の復習や、すごろく的なスピーキング練習、神経衰弱のようなボキャブラリー増やすあそびなどいろんなゲーム的なのがあるんですが、とある日はある生徒が「普通に質問したい」って言って、みんなで日頃疑問におもってることを先生に質問攻めするって日がありました。笑
15分なんてあっという間で、なんならこれで1授業やってもらいたいくらい、教科書にはない日常で使う会話や単語、フレーズなどなどたくさん学べましたし、かなりリアルでした。今すぐ使える!みたいな。

私も日常生活で、ふと、「あれ?これって何ていえば?」ってなる瞬間、たくさんあります。
ちょうどその時も、前日にホストマザーが腕を家具の角にぶつけて流血していたのを見たんです。
絆創膏貼ってもらってもいい?って言われて、うわっ痛そう…!と思ったので大丈夫?「Are you OK?」とは言ったんですが、貼ったあとに「お大事に」って言いたかったんです。
でもお大事にってなんていうんだろう?Take careで習ったような気もするけどそれって別れの挨拶だったっけなあとか不確かなままで。
雰囲気で心配そうにすることしかできず、それを先生に聞きました。

こういうシチュエーションで私は何か言葉をホストマザーに言いたかったんだけどなんて言えばよかった?見たいな感じで聞いたら先生は理解してくれて「I'm sorry」と。
私は、いやいや私のせいで怪我したわけじゃないですよ、って言っても「ううん、I'm sorryだよ」って。
「??????」って最初はなったんですが、補足で調べて納得です。
お大事にっていうの、相手が関係なくても「I'm sorry」っていうらしいですね。それがお大事にっていうかわり文句みたいな。
初めて知ったのでマジで戸惑いました。
逆に言われるシチュエーションで気づかなくてよかった。変な誤解生むところだった(笑)
その日帰ったあとホストマザーに実は昨日言いたかったけど言い方わからなくて今日先生に聞いたら「I'm sorry」って言うって教えてもらったよ!「I'm sorry」って言ったあと、でもなんで私がやったわけじゃないのに私が「I'm sorry」っていうとお大事にって意味なの?ってきいたらホストマザーは「それはとてもブリティッシュ文化!」って言ってました。
ほぉ〜って思ったけど別にイギリスだけってわけでもないみたいですね?(サーチ結果)

私にとってはへぇ〜〜〜って思った新しい出来事でした。
そういうシチュの数を重ねるごとに、日本語だと似たような言葉あるかなあとか考えちゃうのである意味日本も同時に振り返って楽しいです。

話それますが、アメリカ英語だとシャワーを浴びるとか昼食をとることを「take」で言えます。
「take a shower」「take a lunch」などなど他にもめちゃありますが。
でもイギリスだとtakeでも伝わるけど、haveで言うことの方が多いです。
「have a shower」「have a lunch」的な。
一例なのでこれは違うよとかあるかもですがとりあえずホストマザー情報です笑
で、全部あてはまりはしないけど、かなりhaveって使うんだな〜〜(takeも然り)とおもって、ややこしいけど日本語に置き換えて同じように使う言葉ってあるかな?っておもったらtakeの直訳「とる」があてはまったんですよ。
「シャワーをとる」とは言わないけど「昼食を取る」(take a lunch)「ものを取る」(take a something)「写真をとる」(take a photo)などなど。
なんなら出前を取るとかもありますしね、で、それぞれちゃんとした言い方もあるじゃないですか。
お昼ご飯を「食べる」、物をとるはそのままだけど、写真を「撮影する」、出前を「注文する」みたいな。
便利に使われる単語で日本にも同じようなポジションの言葉が存在してて、ああ難しくなかったわ〜なるほど〜って理解できました。
私の文章がヘタクソでちょっとこのニュアンス伝わるか微妙ですけど!!!
気づいた時にちょっと感動したんだってはなしです(笑)


そして長くなりましたが2つ目、
「英語の単語を英語で説明する難しさ」
こちらはどういうことかと言いますと、そのままなんですが、
私はその英単語を知っていたとします。意味も日本語で理解しています。
が、それを日本語がわからない人に英語で「これなんていう意味?」って聞かれた時になんて説明していいかわからないってことです。
意味は知っているのに、それを説明するのがとても難しい。
そう感じることが多々あります。

本当に例えば、「travel」って何て意味?と聞かれたとします。
日本語は「旅行」です。相手が日本人なら「旅行」っていって伝わらないほうがすくないと思いますが、相手は日本語がわからない他国のクラスメイトだと、英語で説明を求められます。
こちらも英語勉強中、相手も英語勉強中なのでもし私が難しい単語で言い換えられたとしてもその単語もわからない可能性がある中、なんていえば理解してもらえるかが重要になってくるのです。
もっともその言い方を変えることが重要ってよりは、この単語をどう説明すればいいんだ!?説明・・・!?ってなることが一番の問題点なのですが(笑)

travelを説明するなら、日本語なら
「休みをとっていける」「ホテルに宿泊したり、飛行機や新幹線を使っていったり」「観光をしたり」みたいなことを言えば伝わるのかなと思います。
もし他の単語を使っていいなら、tripとかsightseeingですかねぇ。
traveならまだいろんな文章や単語がでてきますが、自分でもなんとなくの意味しかわかってない単語だと、説明のしようがなかったり、説明を求められると、うーーーーーん・・・?!?ってなることが多いです。

でも他の生徒の説明を聞くと、あーなるほどわかりやすい!とか、知ってる単語だったとしても説明を聞いて、すごく説明うまいな〜って思ったり、とっても勉強になります。
なるほどそういう解釈ね!とか、似たような言葉はでてこなくても、「これの逆の意味だよ!」と言われるとあ〜〜!ってなったり。
ちょうど今日の話だと、「hurry」ってどう言う意味?ってクラスメイトに聞かれたんです。「急ぐ」ってことはわかってるけど、急ぐ・・・?ってダッシュで走る身振りをしたけど、それだけだとピンとこない様子。
手でゆっくり歩く身振りをしながら「This is "slow"・・・」そして早く動かしながら「This is "hurry"!」って言ったらわかってくれました。笑
動きでわかるのはわかりやすいけど、難しい意味だと説明も難しいですよね。
でもこれなんて意味?って先生によく聞くけど先生もたまに困ってたりします。
なんて説明すればいいんだ・・・?みたいな。その単語を使わず他の言葉で説明するのってやっぱり難しいですよね。
それが勉強している言語だからなおさら。でもそういうことの繰り返しで、人に説明することで覚えるし、人にじっくり説明してもらうことで辞書で調べるよりも覚えている気がします。

人に聞く方が覚えるけど、日本の文化的に「人に聞く前にまず自分で調べなさい」っていうのあるじゃないですか。
だから自分で辞書引くことが多いんですよね。
だってそうしろっていわれて生きてきたから。でも今って翻訳とか辞書ひこうとすると先生によっては「それはよくない、先生がここにいるんだから先生にききなさい」って言ってくれる。
英語は英語で理解しろ的な?ことなんでしょうけど、聞くことをよしとされるのがありがたいです。
わからないことがあっても、聞けばいいんだ!っていうふうに思えるから。


はい、というわけで思ったよりも色々でてきて長くなりましたが、
大きく分けて2つ
「先生に聞かれるのを待っているようじゃ普段の会話では相手にされない」
「英語の単語を英語で説明する難しさ」
でした。

また動画とは違う形でここで気づいたこととか記していきたいと思います。