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英国留学中の記録や動画の裏話、旅の記録など。

留学生がイギリスで3回目だけワクチン接種できるのか検証してみた

こんにちは。
私は今イギリス、ウェールズ地方のカーディフに留学している留学生です。
長年勤めた会社を辞め、ずっと住みたかったイギリスに住むため留学を決意。

私のワクチン接種の状況

ずっと前から計画していた留学でした。
その矢先、新型コロナウイルスが流行し、延期にもなりました。

そしていよいよ今だ!と2022年の4月渡航
この予定は約半年前前から渡航日を決めてチケットを購入していたため、日付を動かすことが難しい中「ワクチン3回目接種」が日本で開始になりました。

私は1回目接種が2021年9月でした。
この時都内に住んでいたため、20代の予約が全く取れず何度も大規模接種のチケット戦争に負けて、やっとの思いで予約が取れたのが9月中旬でした。その後2回目は10月上旬。

そして3回目の接種券が送られてきたのが渡航して1週間以上経った頃。
3回目接種を日本で打ってから渡航することは叶いませんでした。

イギリスで打てるのか?

生活にも慣れてきた渡航1ヶ月後、イギリスでワクチン3回目が打てないか以下の方法で調べました。

・語学学校に相談相談
・ウェブサイトを確認
・ホストマザーに相談

まず初めに語学学校に相談しました。
その結果「留学生でも打てるよ!」とのこと。
喜んだのも束の間、1回目の接種は予約なしで誰でも打てるとのこと。
私の場合2回目までは日本(他国)で済んでいて、3回目のみイギリスで打ちたいというのは分からないと言われました。

そして次にウェブサイトを確認。
紹介してもらったワクチンセンターや大規模接種会場、それ以外にも日本語・英語両方で検索しました。
でも3回目だけ打った事例がなく、望みが薄い…?と。

そして最後にホストマザーに相談。
これがグッドタイミングで見事解決へと導く展開になりました!
私のホストマザーは今年75歳を迎えるマダムで、なんと相談した時が彼女の4回目の接種間近でした。
ホストマザーが「4回目の接種がもうすぐあるから聞いてきてあげるよ」と。

優しすぎて本当に助かりました…!

聞いてくれた内容は、
「日本人の留学生が、2回まで日本で済ませていて3回目だけここで接種することは可能かどうか」です。

ホストマザーが帰ってきて聞いた結果…

「予約なしでも接種可能だから来て」

ということでした!!!

ちなみにイギリスでは注射を打つことをjabといいます。
ワクチン接種はVaccinationです。ワクチンっていうよりヴァクシンって感じの発音です。この単語だとヴァクシネィションって感じです。

接種に必要なもの

私の場合、イギリス、ウェールズのワクチンセンターで接種をしました。

【結果的に必要だったもの】

日本で発行したワクチンパスポート(英語記載あり)

NHS番号

電話番号

マスク着用(当日必須)

【当日必要ではなかったけど念のため持って行った方がいいもの】

パスポート

6ヶ月以上滞在の場合はBRPカード

現住所(すぐに言えるor記載できるよう控えておけばOK

以下いくつか補足します。

・BRPカード イギリスに6ヶ月以上滞在する人が必ず取得する正式なビザカードです。 渡英後10日以内に郵便局に受け取りに行きます。
詳しくはこちら

www.youtube.com

(動画3分50秒〜)

・NHS番号
イギリスに滞在する人は必ずこの保険に入ります。
まずかかりつけ医(GP)登録をし、その後登録が完了するとNHS番号が取得できます。

渡英したら住んでる近くの病院を探してGP登録をしておきましょう。
私の場合は、近くの病院のホームページからオンライン申請が可能だったため、フォームを送信した1週間後ぐらいに郵送でレターが届きました。そこにあなたのNHS番号はこちらですと記載がありました。

ワクチン接種以外にも体調不良で病院にかかる際に登録が必要なので、渡英後すぐに登録しておくことをおすすめします。

接種当日の流れ
ありがたい事にホストマザーが付き添ってくれました。
受付で、「予約なし(Walking in)で今日打ちたい」と伝え、その語ワクチンパスポートを提示して3回目のみ今日可能かを改めて聞きました。

その後受付の人に名前や生年月日を聞かれました。日本人の名前は口頭で伝えてもスペルが1発でわからないことが多いのでミスを防ぐためにもこの時点でワクチンパスポートを提示することをお勧めします。

ワクチンパスポート見せながら名前、生年月日を確認してもらい、その流れで1.2回目の接種内容も確認してました。

その後電話番号とNHS番号を聞かれて伝え、メールアドレスが書かれた小さな紙と接種の注意事項などが書いてあるパンフレットを渡され、会場へ。



ワクチンセンターの待機スペース
日本と同じようなザ・体育館というところの椅子で待ちながら渡されたパンフレットを読みました。
内容的には副反応の症状についてとか、ワクチン打つとこんなことがあるよという流れなどです。

呼ばれてカーテンで囲まれた個室に入りました。
担当のスタッフさんに幾つか質問されます。

・名前
・生年月日
・今日の体調は良いか
・過去1〜2週間以内に他のワクチンを打ってないか
・コロナに罹って日が浅くないか
・薬などのアレルギーはないか
・女性の場合、現在妊娠中ではないか
・現在免疫を抑制する薬を飲んでいないか

※質問内容は若干うろ覚えなので分からないことがあったらスタッフさんにしっかり聞くことをおすすめします。
私も最後2つの質問が最初分からず、再説明してもらったり翻訳してもらったりしました。

英語がわからなくてもしっかり教えてくれるのでちゃんと理解した上で接種してもらうことが大事です。

確認が終わったらあっさりと打たれました。

余談ですが、日本と違って手前のアルコール消毒と、打った後の絆創膏がないです。
本当に打って終わりでした(笑)

その後経過観察も含まれているのか、またスタッフさんと少し話をし、私の場合は過去の履歴を記録していい?ということでワクチンパスポートを見せました。
日付の書き方が日本とイギリスだと逆なので、そのあたりあってるかを聞かれたり。

その後NHSのカードを受け取りました。


NHS番号を取得していればもらえると思います。

接種日、ワクチンの種類、製造番号、名前という感じです。
これがNHS番号がないと発行してもらえないものかなと思います。


その後、水をたくさん飲んでねと言われ、あと5〜10分向こうの椅子で座って待ってて終わったら出口からでて良いよと説明受け、椅子で座って待ち、自分で測って時間が来たら出て終わり、という感じです。

万が一気分が優れなかったら、手を上げれば近くのスタッフが来てくれるみたいです。(ホワイトボードに書いてありました)

副反応について

私の場合は、3回ともファイザーだったのですが、副反応は
打った日:腕が痛い
2日目:熱(38.6℃ぐらい)と頭痛で1日寝込む(薬飲んでもだいして下がらず)
3日目:熱で半日寝込む(朝ぶり返してました)
4日目:昼間再度発熱
5日目:熱は下がったが腕の痛みあり
6日目:腕痛い
7日目:腕が痛い
8日目:何もなし!元気!

という感じでした。
日本から冷えピタと解熱剤持ってきておいてよかったと思ってます。
あと体温計。自分の体調を知れるのでよく使うのですが、イギリス人は自分の体温なんて知らないそうです。

ホストマザーに熱が38.6度ある…って伝えた時、「どうやって知ったの?」って言われて「え??」ってなりました。(笑)
体温計なんて使ったことないって言っていたのでポピュラーではないのかもしれませんね。
感覚で熱があるというらしいです。

ちなみにウェールズの水道水は日本と同じ軟水なので、水を買い込んでおくなどは不要だったので助かりました。

以上が私のイギリスでワクチン3回目接種をした話でした。
同じような境遇で情報を探している方へ届きますように。

説明動画はこちら


www.youtube.com

流れは動画でも説明しておりますので、よければこちらもご覧ください。


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